よく爪は、健康のバロメーターなどと言われます。
それに、爪って…ついつい目が行ってしまいますので、ちょっとした異常があると、気になるものです。
健康な状態の爪は、薄いピンク色で、爪の表面も滑らかですが、白い斑点など目立つものもが出てしまうこともあります。
もちろん、女性にとっては身だしなみとしても、爪には注意が必要です。
また、他人からも見られる機会が多いので、問題があれば早めに対処したいものです。
そもそも爪って何?
爪は、表皮の角質が硬化した皮膚の付属器官で、主にタンパク質の一種であるケラチンから出来ています。
また、爪の伸びる速さは、健康な成人の場合、1日に約0.1mmです。
爪の各部の名称は次のとおりです。
- 爪甲(そうこう):一般的に「つめ」と呼ばれている部分のこと
- 爪半月(そうはんげつ):完全には角化していない作られたばかりの新しい爪の部分
- 爪上皮(そうじょうひ):いわゆる甘皮のこと
爪(爪甲部分)に白い斑点が…いくつも出ている
写真のように爪に白い点がいくつかでていることがあります。
占いなどでは幸運とされるようですが…
点が現れてから、爪が伸びて消えていくまでの間を、幸運な期間と言われているようです。
でも、何かの病気のサインでは?
実は、「爪甲白斑(そうこうはくはん)」といわれるものです。
爪甲白斑とは
子どもや若年層に多く見られます。
主な原因は、爪の成長不全で、「不全角化」といわれており、爪の成長過程において、何らかの異常が生じ、白い点ができるとされます。
また、爪が作られる際に空気が侵入することも原因とされます。
この場合は、特に治療の必要はないとされています。
似ているが別も症状もあるので注意
線状爪甲白斑
名前の如く、こちらは点ではなく「線」、白い線のような模様(1本~数本、線幅は1~2mm程度)が生じてきます。
この場合は、鉛やヒ素などの中毒症状や、他の内臓疾患などが原因ということも考えられるため、勝手な判断はしないほうが良いでしょう。
汎発型爪甲白斑
爪全体が、白っぽくなります。
この場合は、特に治療の必要はないとされていますが、似たようなほかの症状も考えられるので、注意が必要です。
爪甲白斑には、見た目からもわかるように
- 点状
- 線状
- 汎発型
3種類が存在します。
つまり、明らかな 白い斑点以外の場合は、注意が必要だということいなります。
特に線状の場合は、明らかに見た目でわかりますので、念のため医療機関を受診しましょう。
健康な爪を作るためには
爪は、表皮の角質が硬化した器官で、「第二の皮膚」などと言われることもあります。
つまり、体調があらわれるということです。
バランスの良い食事と規則正しい生活習慣ならば問題ないのですが、なかなか思うようにはいかないものです。
ですから、意識して栄養を取りましょう。
爪に良い栄養素は
- タンパク質
- ビタミン類:ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンD
- ミネラル類:鉄、亜鉛、カルシウム、マグネシウム
まとめ
健康な状態の爪は、薄いピンク色で、爪の表面も滑らかですが、女性にとっては身だしなみとしても、爪には注意が必要です。
爪(爪甲部分)に白い斑点が…いくつも出ていることがある
占いなどでは幸運とされるようですが…
「爪甲白斑(そうこうはくはん)」と言われるものです。
主な原因は、爪の成長不全で、「不全角化」と言われており、爪の成長過程において、何らかの異常が生じたためで、特に治療の必要はないとされています。
似ているが別も症状もあるので注意
線状爪甲白斑
こちらは点ではなく「線」、白い線のような模様(1本~数本、線幅は1~2mm程度)が生じてきます。
汎発型爪甲白斑
爪全体が、白っぽくなります。
爪甲白斑には、見た目からもわかるように
- 点状
- 線状
- 汎発型
3種類が存在します。
つまり、明らかな 白い斑点以外の場合は、注意が必要です。
健康な爪を作るためには
- タンパク質
- ビタミン類
- ミネラル類
が必要です。
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