浄水器のカートリッジは、気がつけば頻繁に購入している印象があります。
それもそのはずで、蛇口に付けるタイプは数ヶ月程度で交換するのが普通であり、除去項目が少ないタイプで、長期利用できるものでも半年弱になります。
また、ビルトインタイプ、アンダーシンク型などはシンクの下に設置する大型のカートリッジになり1年程度が交換の目安時期になります。
これらは、一般的にメジャーな商品の場合になりますので、色々な浄水器の種類やカートリッジもありますので、ご了承願います。
交換時期の設定は
交換時期については、使用する(1日10Lなどの)モデルから考えての交換の目安時期になっているようですが、これはメーカー側もアバウトにするしかありません。
本来ならば、(元の水質)×使用期間×一日の平均的使用量で決まるはずですが、水質はそれぞれの地域で異なります。
さらに、普段水質の良いところでも工事や場合によっては災害で、水質が一時的に悪くなることもあります。
その上、水道水の使い方もよく使う日や全然使わない日があったりすると、状況はどんどん変わってきます。
そのようなことを全て網羅することはできませんので、「1日10L使用の場合 3ヶ月」などの色々と解釈できそうな表現で、「3ヶ月」とかの期間だけを強調して販売しています。
ですから、この例のように1日10Lも使っていないとかですと、もっと使えるのではという気になってしまうのも当然です。
カートリッジの寿命はその種類によって違うので、除去できる項目の種類で異なり、価格も除去項目が多いほど一般的には高くなっていきます。
カートリッジはメーカーによって、除去項目の数や内容が異なりますので、コストを気にしており、水質が調べられるなら、浄水器の購入から検討すべきです。
そもそも何を綺麗に?
主な対象除去項目で殆どのカートリッジで除去出来るものは、「遊離残留塩素」と「総トリハロメタン」の2項目ぐらいで、除去数が10以上になってくると同じ除去項目になってきます。
ここでは2つの説明のみさせてもらいます。
- 「遊離残留塩素」水道の水の中に存在が必要な消毒用の添加物質です。
塩素臭くて飲めないなどと聞いたりすることがあると思いますが、水の風味を損なっています。 - 「総トリハロメタン」クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン 、ブロモホルムのことを言い「総」と付いていますが、トリハロメタンの全てが含まれていません。
塩素消毒を行った際に、水源などにより有機化合物が含まれていると消毒用の塩素が反応してできるもので、発ガン性が指摘されています。
水質検査キットも売っている
この商品は測定項目が残留塩素(遊離)、全硬度(総硬度) だけですが、この商品以外にも色々とありますので、評価を確認しながら購入を検討するのも良いかもしれません。
まあ、色々な検査をしなくても最低限の検査で、カートリッジの利用期間の見極めはできると思います。
たとえば、利用するカートリッジは色々な除去項目のある高機能タイプにして、利用量が少なければ交換期間の目安よりも少しだけ長く利用するということです。
あまり使わないなら浄水器のタイプを変える
ついズルズルとカートリッジ交換期間を長伸ばししてしまいそうなら、ポット型にしてみると使用量もわかりますし、普段から浄水した水を飲んでいれば、塩素臭く感じたら交換するのも良いでしょう。
使用量の分かる蛇口取り付け型の浄水器もありますが、流量を気にしないでも、水をいれておくだけですから、使いやすいと思います。
交換時期の決定は、人に聞くと期日内に行うという人と、使用量で考えるという大きくは2派にわかれるようですが、健康やまずい水が気になるなら、最大で交換期間内になるでしょう。
また、浄水器を使ったほうが良い気がするので、使っているというれべるなら、ポットタイプを使いながら考えれば良いでしょう。
ポットタイプなら、使用済みカートリッジを抜けば、水ポットになりますので、蛇口型のように使わないのが勿体無いとはならないでしょう。
まとめ
浄水器のカートリッジ、交換時期の設定は
(元の水質)×使用期間×一日の平均的使用量で決まる
水質はそれぞれの地域で異なる
工事や災害、水道水の利用頻度により、状況はどんどん変わってきます。
そのため「1日10L使用の場合 3ヶ月」などの表現で期間を強調して販売しています。
カートリッジの種類は色々
浄水器に合う合わない以外にも除去項目による違いがあり、除去できる項目が多いほど一般的には高い
顧客側に交換時期を任せるしかないので
理想は性能を考えると期日内での交換が最長で、非常に水質の悪いところだと期日まで持たないこともあります。
また、綺麗と思われる水源を利用している場合は、浄水器の必要性があまり無いかもしれませんので、気になる方は自分で検査をしてみるか、ポット型を使いながら利用量と味を比べるなどするしかないでしょう。
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