まもなく3月になり、卒業や就職、転勤の季節がやってきます。
そうなると、引っ越しや家具の買い替えなどで、不用品の処理が必要になってきます。
1〜2点ならば、行政が行っている粗大ごみの処理を利用するのが一般的だと思いますが、数が多くなったり、大型の処分品があったりすると、まとめて不用品回収の業者へ依頼したくなります。
行政の粗大ごみ回収がスムーズに出来ないことも
引っ越しで日程が決まっていると、行政の粗大ごみの回収スケジュールを待てない場合があるかもしれません。
また、回収する粗大ごみの内容や量、回収時間帯や置き場所によっては、粗大ごみを出すのに苦労することもあります。
トラックで地域を回っている業者は?
「無料で引き取りをしています」とアナウンスしながらトラックで回っている業者もあります。
これらの業者全てがそうだと言っているのではありませんが、トラブルも結構あり、いろいろなクレームがあちらこちらから聞かれます。
- 積み込み料を請求されたり
- サイズが大きいからと請求されたり
- 重量があるからと請求されたり
人を見て請求しているような気さえします。
また、無料で引き取ってもらったものの
- 後日、道端に捨ててあるのを見た
- 後日、不法投棄され警察から連絡がきた(自転車とかの身元がわかるものの場合)
なんてこともあるらしく驚きを隠せません。
多分、金になるものは持って帰り、金にならないものは、不法投棄していったということなのでしょう。
流石に最近これらの問題は、あまり聞かなくなってきており、業者も色々な手法を考えているのだとは思います。
親戚が体験したインチキ業者
随分前ですが、親戚が経験しました。
なんでも、「無料でパソコンを回収しています」とアナウンスをして、トラックが近所を回っていたので、呼び止めてデスクトップPCを回収してもらいました。
すると、料金を請求されたとのことで、業者は「ノートPCは無料ですが、デスクトップは有料です」とぬけぬけと言ったそうです。
積み込んだ後だったので、しぶしぶ払ったとのことでした。
だったら、「ノートPCは無料で回収します」って言えよって言いたいですよね。
不要品回収業などを開業するには
問題のある不用品回収業者がいると度々話題になることがありますが、不用品回収業って誰でも簡単に始められるものなのでしょうか?
なんでも不要品回収業などを開業するには
- 第三者に売却する場合「古物商許可」
- 家庭から出てくる廃棄物を料金をいただいて回収する場合「一般廃棄物収集運搬許可」
- 不用品を処理するには「産業廃棄物収集運搬業許可」
などなど
このような許可が必要とのことです。
特に「産業廃棄物収集運搬業許可」は財務状況や事業計画の提出を求められ、かなり許可を取るのは厳しいとのこと。
そんな状況ですから、正式に業者として事業を行うには、それなりの企業になるので、そのへんのオヤジがトラック一台で片手間に明日から開業ってわけにはいかないでしょう。
もちろん開業には、それなりのやり方や、地域によって違いがありえますので、なんとも言えませんが……
不要品回収で安心できる業者を選ぶには
- 複数の業者から見積もりを取る(見積もり無料かの確認も必要、できれば電話やメールで)
- 近くの業者を選ぶ(所在地もわかるし、出張費の有無も確認)
- 曖昧なまま依頼しない(数や大きさ、引き取り場所、見積もり以外の料金の有無)
- 即決めないで比べる(今日そちらを回る予定があるので、いまなら割引しますなど)
これぐらい注意すれば大丈夫でしょうが、最後は自己責任でお願いします。
似たようなケースの余談
不用品回収ではなく、引っ越し業者で、ひどい目にあったことがあります。
実際に家に来て見積もりをしてもらい、物量を確認し、これ以上は出さないということで、料金を決めてもらいました。
そして、数日後いよいよ引っ越しです。
たしかに、料金は決められたとおりですみましたが、ひどいのが積み残しで、業者は「もうこれ以上は積めませんので、これで終わりです」と一言。
安い見積もりで、これ以上は追加にならないということだから、この業者に決めたわけですが、こんな仕事で済むなら、その日に空いているトラックの大きさで、適当に見積もって、積みきれなかったらごめんなさいで、大儲けできそうですね。
まさに、開いた口が塞がりませんでした。
こんなこともあるんですね。
みなさんも注意してください。
まとめ
色々ある不用品回収トラブル
トラックで地域を回っている業者トラブルも結構あります
- 積み込み料を請求されたり
- サイズが大きいからと請求されたり
- 重量があるからと請求されたり
- 後日、道端に捨ててあるのを見た
- 後日、(自転車など)不法投棄され警察から連絡がきた
なんてことも……
安心できる業者を選ぶポイント
- 複数の業者から見積もりを取る(見積もり無料かの確認も必要、できれば電話やメールで)
- 近くの業者を選ぶ(所在地もわかるし、出張費の有無も確認)
- 曖昧なまま依頼しない(数や大きさ、引き取り場所、見積もり以外の料金の有無)
- 即決めないで比べる(今日そちらを回る予定があるので、いまなら割引しますなど)
最後は自己責任でお願いします。
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