先日の台風15号の災害で、自治体が賞味期限切れの飲料水を、誤って1800本配布したとの報道がありました。
流石に1年以上期限が過ぎていましたので問題ですが、「生活用水として使って欲しいと呼びかけている」とのことでした。
この過ぎてしまった賞味期限が、数日〜1ヶ月程度なら飲食できるのでしょうか?
消費期限とは
容器を開封せずに、食品ごとに定められた保存方法を守っている場合において、安全に食べることができる期限のことを指します。
消費期限が使われる食品の例
弁当、惣菜、調理パン、惣菜パン、生菓子、肉類、生麺などの痛みやすい食品
賞味期限とは
容器を開封せずに、食品ごとに定められた保存方法を守っている場合において、品質が保持されておいしく食べられる期限のことを指します。
賞味期限が使われる食品の例
スナック菓子、インスタントラーメン、乳製品、缶詰、ペットボトル飲料などの痛みにくい食品
期限切れはどうなのか?
消費期限と賞味期限で分けて見てみましょう。
消費期限の場合
過ぎたら食べないほうが安全です。
容器も開封せずに、ただしい保存方法であっても体調の良し悪しもありますので、食べないようにしましょう。
賞味期限の場合
過ぎても、必ずしもすぐに食べられなくなるわけではありません。
「賞味期限」を過ぎた場合であっても、食品の品質が十分保持されていることがありますので、すぐに捨てるのではなく、その見た目や臭い等により、五感で個別に食べられるかどうかを判断してください。調理法を工夫することなどにより、食品の無駄な廃棄を減らしていくことも重要です。
ただし、一度開封した食品は、期限に関係なく早めに飲食する必要があるのは言うまでもありません。
まとめ
消費期限と賞味期限…過ぎても飲食可能なの?
消費期限は、未開封で定められた保存方法を守っている場合でも、痛みやすい食品の表示なので、過ぎたら食べないようにしましょう。
賞味期限は、未開封で定められた保存方法を守っている場合なら、痛みにくい食品の表示なので、過ぎても、必ずしもすぐに食べられなくなるわけではありません。
消費者庁によれば、賞味期限を過ぎた場合であっても、その見た目や臭い等により、五感で個別に食べられるかどうかを判断してくださいとのことです。
ただし、一度開封した食品は、期限に関係なく早めに飲食する必要があります。
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