今回は、自分自身の体験を元にしたものですので、万人に共通かはわかりませんが、特に「プレッシャーに弱い」、「本番になると駄目だ」という方は参考になるかも知れません。
プレッシャーに弱い人は……
プレッシャーに弱い人は、普段の練習ではそこそこの成果を出したりします。
ところが本番になると、いつも簡単に出来ることでも失敗してしまったり、今ひとつの成果しか出せなくなります。
ですから、本人も本番に弱いと思うし、他人からもそのように言われたりします。
自ら失敗を招いている
練習では、「失敗するのがあたりまえだから、努力して成果が出るようにしていこう」というような感じの心持ちではないかと思います。
ところが本番では、「いままでの練習の成果を見せる時だ!」というような意気込みではないでしょうか?
「あれだけ練習したんだから本番でもきっと上手く出来る」などと考え、余計なプレッシャーを自分に課していませんか?
いまでも思い出すサッカーシーン
2006年ドイツW杯のクロアチア戦のできごとで、ワンツーからのいい感じの折り返しクロスを”ただ触るだけ”でゴールできたと思われるシーン。
サッカー好きなら覚えていると思います。
誰もが得点と思ったでしょうが、なんとミスキック……?
「急にボールが来たから」という柳沢選手のコメントでしたが、VTRで何度みても急に来たと言うよりも絶好のタイミングで来たと思えてなりません。
もちろん柳沢選手がプレッシャーに弱いと言っているのではありませんが、まさにこのようなシーンがプレッシャーに弱い人の象徴となります。
チームスポーツをしていた人はわかるでしょう
本番の試合では、気合の入れ方がチームとして異なります。
当然先発ですと、気合いが入りますし、無理にでも入れられます。
気楽に行こうとしても、他のメンバーがそのようにさせてくれません。
そして、気合が空回りして、普段の練習では起こさないようなつまらないミスをしてしまいます。
逆もあるから始末に悪い
たまにいますが、練習では見せたことのないようなすごい記録を本番にだけ出す人。
もともと80%程度のレベルで、練習しているような気がします。
そして、いざ本番になると100%発揮するのでしょう(もしくはアドレナリンの効果?)。
こういう人が近くにいると、プレッシャーに弱い人は悲惨です。
間違って自分もと思ってしまうと、自滅してしまいます。
プレッシャーに弱い人は、まず失敗を目指そう!
ここで、最初に戻りますが、「プレッシャーに弱い」、「本番になると駄目だ」という人は、まずは失敗を目指しましょう。
先ほどのサッカーでいえば、「まずは10本シュートを外してみよう!」と思って、ひたすらギリギリのコースを狙っていけば、良いでしょう。
うまくすれば、何本目かにゴールになるかも知れません。
たとえ、ゴール出来なくても10本は外すつもりでシュートすれば、相手もそのうちミスります。
一番駄目なのが、その一本を大事にしすぎて、自ら固くなって失敗を招くことでしょう。
まずは、気楽に外れてもいいやという精神で良いと思います(これが一番難しい)。
就活でも、婚活でも、告白でも、同じ気持ちで良いでしょう。
たとえば、好きな相手に告白するとしても、ガチガチになってシドロモドロでは、かえって相手が引いてしまいます。
そんな人に言い寄られたら、怖いですよね?
チャラい雰囲気でということではなく、失敗するつもりで気楽に告白ということです。
もちろん、「プレッシャーに弱い」、「本番になると駄目だ」という人はですよ。
まとめ
自分自身の体験から、「プレッシャーに弱い」、「本番になると駄目だ」という方へ
プレッシャーに弱い人は、そもそも真面目に頑張っています。
気楽にやることが一番”力”を発揮できます。
まずは、10回位は失敗を目指してやってみましょう。
それでも駄目なら、更に10回、いや20回失敗を目指しても良いのではないでしょうか?
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