花粉症の時期は、服装から、洗濯物などいろいろと気にすることが多くて、大変です。
料理での換気扇でも、玄関の出入りや、宅急便の受け取りでも、容赦なく侵入されてしまいます。
それでも、何とか対策を施して、少しでも侵入させないように、日々努力はしていても、洗濯物には困ってしまうのではないでしょうか?
一人暮らしなら、まだしも、3人4人とそれ以上の家族の場合、外に気にせず干すというわけにはいきません。
かといって、毎日部屋干しばかりだと、生乾きや、部屋がカビてしまうなど、いろいろと弊害もあります。
そんな困ったことを少しでも軽減していただくということで、解決策をご提案していきます。
外干しする
よほど重症の花粉症でないのなら、思い切って花粉の少ない日や、少ない時間帯に限り外に干してしまう。
飛散量の多い時間帯
一般的には、午後12時~3時頃といわれています。
環境省によると、 千代田区で調査したデータでは12~14時と、17~19時の2つのピークがありました。
花粉が多いのはこんな日
晴れていて気温が高い
風が強く空気が乾燥
雨の日の翌日
気温の高い日が数日続いたあと
洗濯時には柔軟剤を使う
花粉が衣類に付着する原因は静電気なので、 静電気が発生しにくい状態にするために、柔軟剤を利用します。
取り込む時は
払い落とす。
内側に入り込んでいってしまわないように、はたくのではなく、 払い落とします。
外干しカバーを利用
花粉防止の効果がある洗濯干しカバーを利用する
花粉防止・ダニ退治効果がある枕干し袋を利用する
花粉防止・ダニ退治効果があるふとん干し袋を利用する
部屋干しする
この場合は、洗濯物だけではなく、部屋の湿度に気を付けましょう。
特に、雨の日が続いた場合、当たり前のように部屋干しにするとは思いますが、最近の住宅は密閉型の構造になっていることが多いと思いますので、湿度を気にしていないと、ある日、気が付いたら、家具の裏側がカビているなんてことにも…
湿度計を用意しよう
100円ショップでも売っています。
ただし、注意が必要で、よく見て、選びましょう。
同じ場所にあるのに、表示している湿度に差があるものだと5%程度は平気で違いがあることがあります。
どれを選んでいいかわからないでしょうから、同じ湿度を示しているものの中から選べばいいと思います。
湿度が高いとどうなる
生乾き…臭いの原因は、雑菌
カビの繁殖…室温20~30℃、湿度70%以上と言われています
ダニの繁殖…気温25~30℃、湿度60~85%と言われています
(ちなみにダニは湿度65%以上という話もあり)
扇風機、除湿器を使う
扇風機を使って早く乾かそうとする場合も注意が必要で、湿度の上がりすぎないようにしましょう。
扇風機は水分を早く水蒸気にするので、状況を見ながら湿度を管理。
でも、あまりゆっくりだと、生乾き臭がすることも…
乾燥機
衣類乾燥機
乾燥機内で蒸発した水分を機外に排出する方式の場合、糸くずが詰まり、水分がうまく排出されない場合や、旧型などの理由で水分を水蒸気として室内へ拡散してしまっていないか、湿度に注意します。
布団乾燥機
水蒸気として室内の空気に拡散するので、部屋干しとの併用時には湿度に気を付けましょう。
まとめ
外干しと部屋干しをうまく併用して、湿度を一定にするのはわかったので、とにかくエアコンと除湿器が乾燥を心掛けた…
でも、これはこれで、ちょっとまずいです。
というのは、インフルエンザウイルスは、湿度が嫌いで、乾燥が好き!
温度21~24℃、湿度50%に保ち、6時間後にウイルスの生存率をみると、3~5%になるそうです。
そして、湿度を高くしておくと、インフルエンザの予防になると…
つまり、湿度をあげることで、インフルエンザにかかりにくくなるのですが、 湿度をあげすぎるとカビやダニの温床になってしまいます。
では、どうすれば、湿度は60%程度に抑えるように努力するということです。
対策を施した外干しと部屋干しにより、湿度をコントロールする
花粉にこだわりすぎて、インフルエンザウイルスやダニ、カビなどの注意を怠らない
でも、これは結構難しいですが、慣れてくると雰囲気でわかるようになりますので、頑張ってください。
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