いきなり何をと思われるでしょうが、昭和65年製の1万円硬貨を使って逮捕されたという報道記事が「昭和65年 1万円 硬貨」というキーワードで検索すると上位に出てくると思います。
2012年5月23日の報道によると、コンビニで一万円硬貨の模造品を使って詐欺行為を行ない逮捕されたとあります。
そして、その硬貨には「昭和六十五年」となっていたと記事にはあります。
そもそも(ここでは)昭和は64年が1月7日までですので、65年は存在しません。
結論はジョークグッズということに
いきなり答えですが、引っ張っても仕方がありません。
文春オンラインの 2020/11/02 の記事には以下の記述がありました。
https://bunshun.jp/articles/-/41248?page=3
なぜこれをガチャガチャに?「謎ガチャ」ベスト50
という記事の37位のところに「1万円偽コイン」として写真付きで載っています。
また、「80年、50円、コスモス製」とあります。
少し調べればジョークグッズとわかるのに…
困るのは、真面目に取り上げて都市伝説的にしてしまうことです。
ザッと調べると2件ほど詐欺事件が見つかりましたが、あくまでも報道は「昭和65年」と書かれた偽コインを使って逮捕ということが書かれているだけです。
しかし、事実に想像や尾ひれがついて、いつの間にかパラレルワールドの証拠になるというような記述にまで発展しています。
そして、比較的最近でも割と有名なメディア等でも不思議的な事柄として取り上げていたりしますので、正しいと思われる情報をできるだけ人目につくようにと今回取り上げました。
まとめ
昭和65年・1万円硬貨はジョークグッズ
今回は、この偽硬貨がジョークグッズであるという事をもっと広める必要があると思いました。
できれば、この記事が検索で上位にあがってくれて、間違って変な書き込みをする人が出ないようなればと思います。
コメント