ここでは、コードレス掃除機に注目していきますが、まずその前に、必要としている機能や利用方法や環境を確認してからにしたいと思います。
コードレス掃除機は手軽ですが、車などの掃除もできるより小型のハンディタイプもありますし、物によってはパーツを装着するとハンディがスティックタイプに変わり、家と車の兼用?になるものもあります。
また、吸塵力の問題もありますので、コードレスはスタイルもいいし、お手軽そうだと安易に決めてしまうと、あとで、使いにくい、思ったほどゴミが取れないというようなこともあります。
キャニスタータイプとコードレスタイプの違い
キャニスタータイプ
一般的な形状をした掃除機で、メインの掃除機に適しており、転がして使用するので場所を取るため、狭い家や家具の多い家では扱いにくい面もあります。
メリットとデメリット
パワーがあり、時間制限なく使用できますが、その反面、準備と片付けが面倒で、置き場に困ることも多く、特に狭い日本の家屋においては、邪魔になる存在です。
また、家中を掃除するには何度もコンセントの抜き差しが必要になり、引っ張りすぎてコンセントプラグが壊れることもあります。
そんなデメリットもあり面倒なので、結果的に掃除機をかける頻度が少なくなる可能性があります。
コードレスタイプ
スティックタイプとハンディタイプがあり、ノズルが長くでき、吸塵力が強くなるなど最近は両方の性質も持つものが多くなっています。
メリットとデメリット
掃除を始めるまでの準備や、終わった後の片付けの手間が少ないので、どこでも使えて手軽であり、階段や高所、狭い部屋などでも掃除しやすく、コードを抜き差しがいらないので、一気に掃除できる反面、連続使用できる時間が限られますので、広い家や場所にはあまり適しません。
あなたは、几帳面タイプか面倒嫌いタイプか?
理想は別として、忙しい毎日、仕事や家事で疲れてヘロヘロ。
でも、掃除はしっかりと…できますか?
こんな話も…
部屋をきれいにしようと思って、吸塵力のあるキャニスタータイプを選んでみたものの、最初の3~4日はきちんと掃除していましたが、疲れて体調を崩したり、用事で出かけたりしたのをきっかけに、キャニスタータイプの掃除機で家中を掃除するのが、面倒になり、気が付けは2~3日に一度の掃除になってしまって、掃除機をかけたその時は、たしかにきれいになりますが、数日たてば、相当チリやホコリで、ゴミだらけになってしまう…
これなら吸塵力で選ぶよりも、手軽なコードレスタイプにして、毎日お手軽掃除のほうがよかったかも…
なんてことがよくありそうですね
しかし、最近はコードレスでも、吸塵力を売りにする機種も出てきています。
ただし、当然高額になりキャニスタータイプと比較して、2倍以上という感じになります。
やっぱりコードレスを選ぶあなたへ
掃除は、自分だけじゃないので、家族も手伝ってくれるようになるかもしれません。
完璧な吸塵力でなくても、毎日きちんと、いやその都度きれいにすることで、ある程度の清潔な状態がキープされます。
吸塵力があり、とてもきれいになる面倒な掃除機より、多少吸塵力が落ちても、手軽に、ちょくちょく掃除できるコードレスが人気なのは当然です。
今売れている人気コードレスタイプの掃除機(全掃除機の中でも)はこの3種(オプションなどの違いにより複数の機種がありますが、基本は2017年3月末、価格コムでの販売実績で、以下3種でした)
尚、Amazonや楽天でも、旧型や低レベルの機種を除外すると、人気の売れ筋は同じですが、旧型や低レベルの機種もそれなりの人気でした。
マキタ CL107FDSHW
- 重量1.1kgで、軽量コンパクトなため、気軽に掃除ができる
- 集じん方式は紙パック式で、別途コストがかかる(布パックもあり繰り返し使える)
- 吸塵力があるが音がうるさい
- 紙パックで、さっとすてられる、吸塵力もあり軽いので掃除もお手軽
Dyson V8
- メイン掃除機として十分な性能で、コードレスであるくせに吸塵力もある
- 本体質量は、1.58 kgですが、装備を含めた標準質量は2.61 kgとなり、少し重い
- 音が静か
- サイクロン方式でコストも日常的にはかからない(電気代は別)
- オプション類が高いので、結果的に他と比べて高額になる
日立 パワーブーストサイクロン PV-BD700
- 本体質量は、1.8 kg ですが、装備を含めた標準質量は、2.3 kgとなり、ちょっと重い
- 標準で使用すれば、音もうるさくない
- サイクロン方式でコストも日常的にはかからない(電気代は別)
- 標準で使用しようとしても、スイッチを入れる度に「強」から始まり「標準」となり、一時的に音が大きくなる
- 固定式バッテリーで、バッテリー交換は修理扱いになり、費用は13,000円ほど
- バッテリーは1,100回の充電が可能
- ゴミ捨てはワンタッチで、ダイソンとは異なり、ダストケース部をまるごと水洗いできる
トータルバランスに優れており、ほかにない特徴がある
- パイプの長さを調整できる
- ヘッドの付け替えなしに、ハンディタイプに変身できる
- 充電スタンドに立てて収納(取り付けなど不要)
まとめ
お手軽さ重視なら
マキタ CL107FDSHW
- 重量1.1kg
- 音がうるさい
- 紙パックで、さっとすてられる、軽いので掃除もお手軽
- 実売価格最安値は3万円前後
吸塵力重視なら
Dyson V8
- サイクロン
- メイン掃除機として十分な性能です
- 実売価格最安値はオプションなどの違いで5~7万円前後
バランス重視なら
日立 パワーブーストサイクロン PV-BD700
- サイクロン
- ゴミ捨てはワンタッチで、ダストケース部がまるごと水洗いできる
- パイプの長さを調整できる
- ヘッドの付け替えなしに、ハンディタイプに変身できる
- 充電スタンドに立てて収納
- 実売価格最安値は3万円前後
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