フィッシング対策協議会では、「千葉銀行をかたるフィッシング(2023/01/24)」の報告を受けているとして注意を促しています。
2023/01/24 10:00 現在において、フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CC にサイト閉鎖のための調査を依頼中だそうですが、類似のサイトが公開される可能性にも注意とのことです。
フィッシングメールの件名と内容
下記以外にもバリエーションが存在すると思って対処してください。
件名
ちばぎんアプリのユーザーや千葉銀行の利用者に届くと開いて見たくなるかもしれませんので、注意を怠らないようにしましょう。
内容
フィッシング対策協議会にあったサンプルより、メール本文を抜粋(原文のまま)させてもらいました。
いつも千葉銀行をご利用いただき、ありがとうございます。
当社では、すべてのお客さまにむけてお客さま情報、お取引目的等の定期的な確認を順次お願いしております。
下記のご本人確認ボタンをクリックすると「お客さま情報・取引目的の確認」の画面が表示されます。
画面の案内に沿ってお客さま情報等の確認とご変更の有無、取引目的をご回答ください。
確認事項の変更や新たな書類提出等がない場合、1分程度で完了します。
お取引目的の確認
以下省略
数日前に記事にしている「静岡銀行」のメールと同じ内容で、名称を置き換えて使いまわしているようです。
今後もアプリを利用しているローカル色のある他の金融関係から、同じようなフィッシングメールが届くかもしれませんね。
なお、「お取引目的の確認」となっている部分は、フィッシングサイトへのリンクで、下記の URL になっています。
https://www.chibabannkco●●●●.org/ など
公式サイトでの注意喚起
千葉銀行を装ってカード番号等を詐取する不審なメールにご注意ください
https://www.chibabank.co.jp/news/topic/2022/0405_03/index.html
千葉銀行のサイトで、注意喚起が分かりやすいかを確認してみました。
PC サイトですが、トップページ・メーニューのスグ下に「重要なお知らせ」を横スライドで表示する部分があり、そこに表示されていました。
あえて難を言えば、横スライドで色々な情報が出てきますので、上記の注意喚起がスグに表示されるわけではありません。
トップページを開いて確認しやすいのは良いことですが、お知らせの数が多い時なとは見過ごしてしまう可能性もあります。
なお、上記の注意喚起ページは「2022年4月5日更新」となっていましたので、できれば今回の日付等に変更したほうが良かったと思います。
メールの内容が気になる場合
サービス名や特徴的な文言でネット検索すれば、詐欺情報が出てくるかと思います。
万一、フィッシング詐欺に関連するような情報が見つからない場合でも、メール記載のリンクからアクセスせずに、以前自分でブックマークした正しい URL や、公式アプリ等の正式な別のルートから確認することを徹底しましょう。
まとめ
千葉銀行をかたる詐欺メールに注意
このフィッシングメールについて
変な翻訳文ではないので、ユーザーは特に注意しましょう。
メールの内容が気になる場合
ネットで検索してみましょう。
詐欺情報がみつからなくアクセスして確認する必要を感じてしまったら、以前アクセスしたことのある「別の正式なルート」から行ないましょう。
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