子供の頃には多くの人が、遊び?として「こっくりさん」をやったことがあると思います。
たぶん、色々と動いて驚いたのではないかと思いますが、いかがでしょうか?
そういう自分も度々行い、強烈な記憶がいくつかあります。
なかには、呪われるようなことを示された仲間もいて、結果的には何もなかったのですが、一週間程度嫌な感じがしていました。
こっそり黙って試してみたら…
「こっくりさん」を行うと必ず動くので、絶対誰かが意図的に動かしていると思っていました。
趣味の悪いやつがいて、他人を怖がらすのもいい加減にしろと言いたくなるのですが、コインに指を乗せている全員が真剣な表情をしているので、ふざけているような感じもしません。
ということで、ある時友人と2人でやって、黙って勝手に実験をしてみました。
こっそりやった実験
友人と2人でコインに指を置いて、こっくりさんを開始。コインが動き出したので、友人には何も話をせずに、自分だけで声に出さず○○(一般的には行わない行為)をして欲しいとお願いしました。
※○○と表現しているのは、色々なところで話をしているので、ここでは○○で勘弁してください。
すると友人が○○していると驚いていいるので、逆にこちらが驚いてしまいました。
友人に内緒で、コックリさんにお願いしているのですから、○○という動きは自分しか知らないので、コインを動かしているのは「自分自身」ということになります。
友人を疑っているのですから、自分から率先して○○を行うとは考えられません。
むしろ、そのような動きにならないように、注意しているつもりでした。
ナゼ動くのか?
ここでは一旦実験からはなれて、コックリさんに対しての解釈を見てみましょう。
「霊が原因説」や「参加者の誰かが意識的に動かしている説」がありますが、もっともらしいのは以下の2つです。
潜在意識説
参加者の潜在意識(予期意向)が反映され、無自覚に指が硬貨を動かすという説。ファラデーや井上円了、フランスの化学者、M・シュブルールなどはこの説をとった。テレビ番組の『特命リサーチ200X』が小学生を対象とした検証を行った際、日本の首都や人気野球選手の背番号といった質問では十円玉が正答を指し示したが、簡単な英語での質問や過去のアメリカ大統領名など、本人達の知識を超えた問い掛けには紙の上を迷走するだけだった。また、被験者の小学生にアイマークレコーダーを装着させ視線の動きを観察したところ、質問を聞いた際、十円玉の動きに先行して回答となる語句の文字を目で追っていた。
ほとんどは自己暗示であるが、悪いことが起きると霊のせいだと思い込んでしまうこともある。
筋肉疲労説
現在では、硬貨に指を添える体勢を取り続ける際にどうしても僅かに腕が動いてしまうことも有力な説となっている(同じ姿勢を取り続けると、あっという間に筋肉が疲労するため、不覚筋動(Ideomotor_phenomenon)が起こる)。それらの力が集中しコインが動くと、今度は動いた方向へ力を入れて動かそうとする意識が完全に働くというものである。上記のテレビ番組で解説した理学博士の板倉聖宣は、不覚筋動と潜在意識の混合でコックリさんの動きが起きるとの説を採った。
やはり納得できない!
友人と2人でやった「コックリさん」の実験について、再び考察してみたいと思います。
友人に内緒で、勝手に○○をして欲しいと依頼しており、通常予測されるような動きではないので、予想して友人が動かすことがないと言えます。
そうすると、動かしている犯人は「自分自身」になってしまいますが、結果的にはそうとしか思えません。
「コックリさんは誰かがいたずらで動かしている」と疑っていたので、友人と2人で行って自分が動かしているなど夢にも思っていませんでした。
実際に自分しか知らない依頼どおりに動いたので、霊のせいだなどと非現実的な理由にしないのなら、自分で意図せず動かしていたということになります。
納得できないものの前述の「潜在意識説」が有力になってしまいました。
現実的に考える
自分が潜在意識下でそのような動きになるように微細な動きをしてしまい、友人が筋肉疲労説のように反応することで、動きに拍車がかかって自分も筋肉疲労という連鎖が起きていたのかもしれません。
その結果、○○という大きな動きになったと思うしかありません。
納得はいきませんが、現実的な解釈をするならば、潜在意識(自分)と筋肉疲労(友人と自分の複合)が重なって、実験したようにコインが動いたということにしておきたいと思います。
まとめ
コックリさんはナゼ動くのか?
コックリさんに対しての解釈を見てみましょう。
- 霊が原因説
- 参加者の誰かが意識的に動かしている説
- 潜在意識説
- 筋肉疲労説
などがあります。
こっそりやった実験で、わかったのは……
友人と2人でやった「コックリさん」で、勝手に○○をして欲しいと依頼し、予想して友人が動かすことがない状況を作ってみました。
○○のように動いてしまい、結果だけをみれば、自分自身で動かしていたことになります。
現実的に考えてみると
- 自分で潜在意識下で微細な動き
- 友人が筋肉疲労説のように反応する
- 動きに拍車がかかって自分も筋肉疲労
このような連鎖が起きていたのかも?
現実的な解釈をするならば、潜在意識(自分)と筋肉疲労(友人と自分の複合)が重なって、実験したようにコインが動いたと言えなくもありません。
しかし、納得できないな〜
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