「2月2日の節分には……」って会話が聞こえて来たので、「何言ってんだ…節分は2月3日だろ何回節分迎えているんだ!」って言ったら「今年の節分は2月2日だよ」って言われて絶句してしまいました。
ということで、節分は2月3日に固定じゃ無かったんだと本日知りました。
なぜズレるのか?
節分(せつぶん、せちぶん)は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことも意味している。江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多い。
立春という春の始まりの日の前日を節分としているので、暦のズレを調整する「うるう年」があるように立春がズレた場合、節分も固定でなくなるのは当然でした。
二十四節気とは
1年を24分割し、その分割点の日に季節を表す名称を付しており、春夏秋冬の4つをそれぞれ6つに細分して24となっています。
以下のように、立春は2月4日頃となっており、その年によって季節がズレてきます。
また、春分3月21日頃、秋分9月23日頃となっており、当然ですが春分の日や秋分の日は固定されてはいません。
立春 | りっしゅん | 2月4日頃 |
雨水 | うすい | 2月19日頃 |
啓蟄 | けいちつ | 3月5日頃 |
春分 | しゅんぶん | 3月21日頃 |
清明 | せいめい | 4月5日頃 |
穀雨 | こくう | 4月20日頃 |
立夏 | りっか | 5月5日頃 |
小満 | しょうまん | 5月21日頃 |
芒種 | ぼうしゅ | 6月6日頃 |
夏至 | げし | 6月21日頃 |
小暑 | しょうしょ | 7月7日頃 |
大暑 | たいしょ | 7月23日頃 |
立秋 | りっしゅう | 8月8日頃 |
処暑 | しょしょ | 8月23日頃 |
白露 | はくろ | 9月8日頃 |
秋分 | しゅうぶん | 9月23日頃 |
寒露 | かんろ | 10月8日頃 |
霜降 | そうこう | 10月24日頃 |
立冬 | りっとう | 11月7日頃 |
小雪 | しょうせつ | 11月22日頃 |
大雪 | たいせつ | 12月7日頃 |
冬至 | とうじ | 12月21日頃 |
小寒 | しょうかん | 1月5日頃 |
大寒 | だいかん | 1月21日頃 |
今後の節分は度々ズレる
1984年の節分は、2月4日だったようです。
その後、2020年までは、ずっと2月3日が節分でした。
そのため、節分は2月3日で固定していると思い込む人も多いのではと思います。
しかし、今後今世紀中は少し異なってくるようで、うるう年の翌年は2月2日が節分になるようです。
まとめ
節分は2月3日に固定ではなかった
2月2日や2月4日もある
節分は一般的に立春の前日を指すので、立春がズレるとそれに合わせてズレます。
今後は度々ズレる
直近では、1984年が2月4日だったようです。
その後、2020年までは2月3日が節分でした。
今後今世紀中、うるう年の翌年は2月2日が節分になるようです。
コメント